研究・開発支援
熱処理・水素還元技術ナビの研究・開発支援についてご紹介いたします。
研究・開発支援 Support
熱処理・水素還元技術ナビを運営しておりますサーマル化工では、研究開発の試験案件を事業の核と考えており、本日に至るまで各業界のメーカー様をはじめとして様々な研究・開発支援を行ってきました。
同一サイズの材質違い、雰囲気による金属特性試験など、少量試験、一点ずつのロット識別を得意としており、精度の高い温度管理と16基の熱処理炉を保有しておりますので、24時間連続稼働が可能です。熱処理の研究・開発でお困りの際は、当社までご相談ください。
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特徴01 純水素をはじめとした 特殊ガスの熱処理に対応
ガスの露点管理、およびデータのご提出
ガスの圧力、流量の指定、ご希望に沿った形で可能です。また、ドライ水素&ウェット水素による熱処理にも対応可能です。
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特徴02 1点から識別管理、 熱処理を実施
同サイズの材質違いをはじめとした識別管理を実施いたします。
1点ごとに熱処理前後の保磁力測定、硬度測定を実施しデータを管理いたします。4か所の熱電対により、徹底した炉の温度管理を行い、プロファイルデータをお渡しいたします。
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特徴03 最大100時間の 長時間熱処理に対応
24時間以上の連続熱処理の場合でも、最新の設備と徹底した人の管理により、ご希望の条件の熱処理対応が可能です。
最大100時間の連続熱処理に対応できる体制を構築している当社だからこそ、正確かつ安定した試験の実施が可能です。
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特徴04 粉末・リサイクルの 熱処理が可能
雰囲気による熱処理は粉末の研究開発、試験に最適な手法です。
また、還元性ガスを使った雰囲気の熱処理は金属粉、金属片のリサイクルの実証実験も行います。レアメタル・希土類金属などの雰囲気による熱処理実績もございます。
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特徴05 ご希望に沿った ヒートパターンのご提案
正確な昇温、安定した保持時間、築炉よる緩やかな降温など試験目的によって、ご希望沿ったヒートパターンのご提案が可能です。
常温まで雰囲気のまま、自然冷却を行うことで、より良い金属特性を得ることが可能です。
研究・開発支援 事例 Business
熱処理・水素還元技術ナビの研究・開発支援についてご紹介いたします。
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case01
希土類金属の雰囲気熱処理
こちらは、希土類金属の雰囲気熱処理を行った研究開発事例です。 雰囲気熱処理を行うことで、貴金属・希土類金属などを還元、粉砕、脆化、脱酸素、不純物除去などを行うことが可能です。
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case02
脱炭処理(ウェット&ドライ水素雰囲気熱処理)
こちらは、脱炭処理(ウェット&ドライ水素雰囲気熱処理)を行った研究開発事例です。 水分量の多い水素ガス(プラス露点の水素)専用の設備などを使用し、この雰囲気中で一段階目の熱処理を行います。
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case03
粉末の熱処理
こちらは粉末の熱処理、研究開発事例です。 粉末熱処理の想定条件に合わせて特殊なガスの使用、幅広い温度条件、プログラミングによる処理方法などをご提案いたします。
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case04
パーメンジュールの磁気焼鈍
こちらは、パーメンジュールの磁気焼鈍を行った研究開発事例です。 磁気焼鈍を行うことで、電子制御部品の機能を向上させることができます。
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case05
メッキ品の拡散処理
こちらは、Au(金メッキ)Ag(銀メッキ)Ni(ニッケルメッキ)を熱処理することで、拡散を促進するといった研究開発を行った熱処理事例になります。
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case06
ナノ結晶磁性体の磁気焼鈍処理
こちらは、ナノ結晶磁性体の磁気焼鈍、研究開発事例です。 ナノ結晶を含むアモルファス合金は、軟磁性材料としての特性を持っています。
研究・開発支援の流れ Flow
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01ご依頼・ご相談
お電話もしくは、メール、お問合せフォームよりお問合せください。
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02内容確認
お問合せ内容の詳細を確認いたします。弊社より折り返しご連絡させていただきます。
WEBオンライン対応も可能です。 -
03お見積り提出
熱処理の条件などを確定次第、お見積りを送付いたします。
試験開始時には立ち合いが可能です。 -
04熱処理の実施
お客様の条件に沿った熱処理を実施いたします。
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05試験品の送付
製品と合わせて、温度プロファイルを含めた検査データをご提出させていただきます。