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粉末の熱処理(水素還元・水素吸蔵・水素雰囲気)

粉末の熱処理(水素還元・水素吸蔵・水素雰囲気)

複数の温度条件の試験を実施することで、粉末の原料の開発を行っています。

粉末の熱処理(水素還元・水素吸蔵・水素雰囲気)の3つの特徴

  • 01水素還元処理

    金属粉末の磁性焼鈍は主に焼結、磁性、その他合金、試作・研究開発を目的とした熱処理を行っております。

    軟磁性合金粉末を、水素中で熱処理することにより、磁気特性を向上させています。 金属粉末は粒度が細かいため、非常に酸化しやすいため、まずは低温の熱処理で安定化を行い、その後高温の熱処理で水素還元を行う必要があります。

    熱処理・水素還元技術ナビでは、各種金属粉末に対応した水素還元処理の技術、実績がございます。

    水素還元処理
  • 02水素吸蔵合金

    水素吸蔵合金とは、水素と化合して水素化物となる元素を2種類以上組み合わせた合金です。

    また水素吸蔵合金は、温度を利用して、容易に水素を吸蔵し、また水素を放出することができます。 ごく少量の合金でも吸蔵する水素の体積は、希土類金属合金で約15ℓ、チタン系合金になると25ℓにもなります。

    酸化した希土類金属合金、チタン系合金の水素を吸蔵する特性を利用して熱処理をすることで、これら合金の還元、分解ができます。

    熱処理・水素還元技術ナビでは、水素吸蔵合金のリサイクルを行う研究開発に取り組んでおります。

    水素吸蔵合金
  • 03水素雰囲気熱処理

    雰囲気熱処理とは、炉内の空気と窒素、水素をはじめとしたガス等に置き換えることで、酸化を防ぐ熱処理になります。

    金属粉末は粒子が細かく、炉内に飛散することを防ぐため、一定に加圧した雰囲気炉で熱処理を行うことが適しております。

    また、粉末は非常に酸化しやすいので、水素雰囲気熱処理で水分などの不純物を除去する必要性が生じます。

    熱処理・水還元技術ナビでは、金属粉末の特性を向上させるため、水素をベースとした各種混合ガスを使用した雰囲気熱処理にも対応可能です。

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    水素雰囲気熱処理