熱処理技術サービス
時効硬化処理
長い時間をかけることで硬化させる熱処理です。
時効硬化処理の特徴
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01長時間の熱処理条件に対応
時効硬化が求められるインコネル718 750Xは難加工材であり、特殊条件下で使用される製品に限られていて 一般的な量産品に比べると小ロット、多品種の部類になります。
しかし時効硬化処理の条件も特殊で保持だけでも 20時間前後になり、全工程で30時間以上になることもあります。
この小ロット、多品種、特殊条件で行われる熱処理は 特殊工程とも呼ばれ製品では重要とされる工程です。
このような長時間の熱処理条件も温度管理システムとヒトの目で 行う確実な体制を取ることができ、品質の安定につながります。