熱処理事例
マンガニンの焼鈍

種類 | 焼きなまし |
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材質 | 銅 |
業界 |
電子部品 通信機器 |
目的・トラブル |
新分野の研究開発 加工性の改善 |
こちらはマンガニンの熱処理(焼鈍)事例です。
マンガニンは銅 84%,マンガン 12%,ニッケル 4%の合金になります。温度による電気抵抗の変化が少ないので,電気計測器などに用いられています。
近年、電動化が進み用途が広がっていますが、純銅のように用途に応じた硬度の材料流通量が少なく、熱処理による応力除去や焼鈍のニーズが高まっています。
還元性ガスである水素との相性もよく、水素還元処理による高機能化が望まれています。
当社では水素雰囲気熱処理を長時間で行うことが可能です。ピット型電気炉を12基保有しておりますので、お客様の案件に合わせて専用の炉を準備することが可能です。銅の焼鈍、水素雰囲気熱処理をご希望の際は当社にご相談ください!