熱処理事例
ベリリウム銅ワイヤーの焼鈍

種類 | 焼きなまし |
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材質 | 銅 |
業界 |
電子部品 通信機器 |
こちらはベリリウム銅ワイヤーの熱処理(焼鈍)事例になります。
ベリリウム銅は銅にベリリウムを数%添加した合金になります。ベリリウム銅は電気を良く通す、熱を良く伝える、耐食性が良いなどの特徴があり、銅の良い性質を生かしながら高い強度と優れたバネ性を兼ね備えていることから、数ある銅合金の中で最も優れた材料と言えます。通信機器などには、導電バネ材料としてベリリウム銅は広く使われています。
熱処理では時効硬化処理を行うことでバネ性が大幅に向上します。当社では、研究開発案件として水素による焼鈍も行っております。
また当社では水素雰囲気熱処理を長時間で行うことが可能です。ピット型電気炉を12基保有しておりますので、お客様の案件に合わせて専用の炉を準備することが可能です。銅の焼鈍、水素雰囲気熱処理をご希望の際は当社にご相談ください!