熱処理事例
アルミニウムの応力除去焼鈍
種類 | 応力除去焼鈍 |
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材質 | アルミニウム |
業界 | 光学機器 |
目的・トラブル | 応力歪みの緩和・除去 |
こちらは、A6063を応力除去焼鈍した熱処理事例です。
A6063はマグネシウムとケイ素を添加したAl-Mg-Si系合金のアルミニウムです。この合金は加工性が良く、耐食性にも優れ、押出し加工性も高い特性を持ち合わせています。
今回はそのようなA6063を応力除去焼鈍を行うことで、最終仕上げ前の高精度加工を実現しました。焼鈍の温度は390~420℃、保持時間は長めに設け、ゆっくりと冷却する(炉冷)ことで加工性を高めることができます。
熱処理 水素還元技術ナビでは、このようなアルミニウムの熱処理、また応力除去焼鈍についても、多数実績がございます(※T6処理については可能な場合とそうでない場合もございます)。
一点から、お客様の求める適正な長時間の熱処理の実施が可能ですので、お気軽に熱処理・水素還元技術ナビにお問い合わせください!また、試作や試験の場合については事前にご連絡、ご相談いただきますと幸いです。