熱処理事例
ハステロイの応力除去焼鈍
種類 | 応力除去焼鈍 |
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材質 | ハステロイ |
業界 | 半導体 |
目的・トラブル | 応力歪みの緩和・除去 |
こちらはハステロイ(ALLOY22)の応力除去焼鈍を行った事例です。
ハステロイは高ニッケル、高クロム、モリブデン合金でタングステンも含有しています。
特に腐食に強く、酸化酸や酸化条件下での耐腐食性は大変優れている合金です。ただし、難加工材と呼ばれるハステロイを製品化するのはその通り困難を要します。
そのため、加工途中で応力を除去する応力除去が施されることがあります。熱処理により応力が解放され安定化が見込めるため、精度の高い加工で仕上げることが可能です。
部品精度によっては、複数回の応力除去を行うこともあります。サイズは最大でφ500程度まで対応可能です。
熱処理 水素還元技術ナビでは、その精度によって複数に分かれる温度条件や目的によって異なる熱処理条件に対応可能な16基の熱処理炉で最適な仕上がりを保証いたします。納期に関しても、お気軽にお問い合わせください!