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熱処理事例

酸化皮膜処理(大気処理)

酸化皮膜処理(大気処理)
種類 酸化皮膜処理
材質 インコネル
ハステロイ
業界 半導体
目的・トラブル 耐酸性の向上

こちらは酸化皮膜処理(大気処理)を行った熱処理事例です。

大気焼鈍で金属特性を高められる合金は、高い耐酸化性をもっているおり、酸化物のスケール等によるコンタミや構造物のCr成分と処理物の反応がない合金、 塩化第二鉄や塩化第二銅のような強酸化剤、有機物や無機物の混じった高温の媒体、塩素、酢酸および海水や塩水にも長時間耐えられる金属特性を持ったものなどがあります。

耐酸化性に特化した合金は、酸化雰囲気で使用される各種容器、トレーやメッシュベルト、加熱炉や熱処理炉の部材にも使用されています。

光輝焼鈍とは相対する熱処理方法にになる大気焼鈍は、難加工材とも言われる合金を焼鈍し、加工性を向上させたり、酸化被膜をつけながらより耐酸性をあげることや、時効硬化で特性をあげるものなどがあります。

熱処理・水素還元技術ナビでは、特殊な合金の熱処理の実績を多数持っています。 酸化皮膜処理についてのご相談に対応いたしますので、お気軽にご相談ください!

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