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熱処理事例

アモルファス合金の磁気焼鈍

アモルファス合金の磁気焼鈍
種類 磁気焼鈍
材質 その他
業界 その他
目的・トラブル 磁気特性の向上

こちらは、アモルファス合金の不活性ガスによる雰囲気熱処理の事例になります。

アモルファス合金のアモルファスとは、原子や分子が不規則に密集している状態のことを指します。

特に、アモルファス合金の組成には以下のものがあります:「Fe、Co、Niなどの3d強磁性遷移元素」と「Si、Bなどのガラス化元素」はリボンや細線に、 「Fe、Co、Niなどの3d強磁性遷移元素」と「Zr、Ti、Nb、Taなどの遷移金属」は薄膜形成に使用されます。

これらは、結晶構造が形成される前に高温の原子・分子を急速に冷却することで作られています。

良好な軟磁性を持ち(磁場によって磁化されやすく、取り除かれると元に戻りやすい性質) 結晶の転移が存在しないため、境界の動きが滑らかかつ、保磁力が小さく、透磁率が高いという特性を持ち合わせています。

機械的性質としては、引張り強度が高く、靭性硬度も高いため、穴あけなどの加工が非常に困難とされています。

そのため、熱処理による加工性の向上が重要です。 一般的な熱処理としては、不活性ガス雰囲気中で約400℃で1~2時間保持することが多いです。

熱処理 水素還元技術ナビでは、このような特殊な金属の熱処理についても、多数の実績がございますので、まずは一度ご相談ください。

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