24時間、難易度の高い精密部品の各種熱処理に対応可能な熱処理のプロフェッショナル。

よくある質問

  • 熱処理の基礎

保持力を小さくするのかなぜでしょうか。

磁性材(磁石にくっつく材料)は加工によって磁力を帯びてしまい、磁力の方向性がバラバラになってしまいます。

(内部歪み)このときの材料自体が持っている磁力=保磁力になります。それを下げるには純鉄ですと800〜900℃程度まで熱をかけ、ゆっくり冷やすことで内部歪みが元に戻り磁力の方向性が整います。これを保磁力が小さくなるといっています。