よくある質問
- 熱処理の基礎
固溶化熱処理は応力除去の目的も含んでいますか。
固溶化熱処理で応力を取ることも可能です。
最終仕上げ手前で行うことが多く、場合によっては軟らかすぎる、ということもあります。
ちょうど1000℃前後が分岐点になるので、試す場合は1000℃(応力除去として多い温度)1100℃(固溶化として一般的な温度)くらいが良いかとおもいます。焼きなまし=鉄を軟らかくする熱処理です。
焼入れの反対の意味になります。日本の刀や包丁は刃先側を焼入れ、反対のみねを焼きなましをほどこしているものもあります。とても折れにくい刃物をつくることができます。