よくある質問
- 熱処理の基礎
タフピッチ銅の熱処理について教えてください。
銅全般に言えることですが、熱処理で軟化はしますが硬化することはありません。
そのため、部品形状や仕様によって熱処理温度はかなり幅広くなります。
おおよそですが、300°C〜400°Cが多いと思います。部品や材料としての温度上限は500℃位です。ガス炉で行うことがほとんどで、酸素濃度が測定しにくい真空炉で行われることはあまりありません。大気中で行うと表面がボロボロになり、酸化するというよりは削れてしまうような状態となります。